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24日香港株=堅調か、米中協議の進展期待が支え 利益確定売りも

 24日の香港市場は堅調か。中国商務部は23日、何立峰副首相が7月27日から30日までスウェーデンを訪れ、米国側と経済貿易会談を行うことになったと発表。米国のベッセント財務長官は以前の協議で合意した高関税の一時停止措置を90日間延長する方針を示しており、米中協議の前進への期待が引き続き相場の支えとなりそうだ。

 ただ、ハンセン指数は前日まで4営業日続伸し、終値で2021年11月17日以来およそ3年8カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定の売りが広がる可能性もある。

 24日のNY株式相場は主要3指数がそろって上昇。米国と日本が関税交渉で合意に至ったことで、その他の主要貿易相手国との交渉進展期待が追い風となる中、『フィナンシャル・タイムズ(FT)』紙が米国と欧州連合(EU)の合意が近いと報じたことで上昇幅を拡大した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、HSBC(00005)が香港終値を上回って引けた半面、美団(03690)やアリババ集団(09988)が下回って引けた。
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