インド中銀、FCNR預金で最大500億ドルの流入期待も課題あり
インド準備銀行(RBI)は、銀行が調達する外貨建て非居住者(FCNR)預金のスワップコスト(ヘッジコスト)を負担する特例措置を導入した。ルピー流動性の注入と外貨準備高の積み増しを狙ったもので、専門家は200億ドルから500億ドルの資金流入を予測している。
今回の措置により、銀行は規制コスト(CRRやSLR)やルピー下落リスクを負わずに、担保付翌日物調達金利(SOFR)を基準とした最大7.15%程度の高利回りを非居住者インド人(NRI)に提示可能となった。
しかし、実際の流入額は不透明だ。世界的な雇用・所得環境の悪化、米国債利回りの上昇やFRBの利上げ観測、既存のNRI預金からの乗り換えにとどまるリスクが指摘されている。低金利の日本円を用いたキャリー取引による資金流入も期待されるが、為替変動リスクが伴うため、誘致の実効性は投資家の判断に委ねられている。
(越後)
今回の措置により、銀行は規制コスト(CRRやSLR)やルピー下落リスクを負わずに、担保付翌日物調達金利(SOFR)を基準とした最大7.15%程度の高利回りを非居住者インド人(NRI)に提示可能となった。
しかし、実際の流入額は不透明だ。世界的な雇用・所得環境の悪化、米国債利回りの上昇やFRBの利上げ観測、既存のNRI預金からの乗り換えにとどまるリスクが指摘されている。低金利の日本円を用いたキャリー取引による資金流入も期待されるが、為替変動リスクが伴うため、誘致の実効性は投資家の判断に委ねられている。
(越後)