米国債市場概況・29日 10年物国債利回り、4.68%に上昇

 29日の米国債券相場で長期ゾーンは4営業日ぶりに反落。表面利率4.375%の10年物国債利回りは前営業日比0.07%高い(価格は安い)4.68%で終えた。中東情勢が再び緊迫化する中、原油先物相場が大幅に上昇すると、インフレへの懸念が高まり債券に売りが出た。
 また、ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長は米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で「物価の安定を実現する」「必要かつ適切と判断されれば、躊躇なく行動する」と強調したものの、今後の物価動向次第ではFRBの対応が遅れるリスクが懸念され、長期債には売りが集まった。米30年債利回りは一時5.2252%前後と2007年7月以来19年ぶりの高水準を記録した。

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。