NY株見通しーもみ合いか 経済指標はS&P製造業・サービス業PMI速報値など

 今晩はもみ合いか。前日22日の米株式市場は高安まちまちとなった。AI関連企業における過剰投資や資金調達難への懸念が再燃し、ハイテク株を中心に売りが広がった。決算でAI投資拡大の見通しを示したメタが急落したほか、エヌビディアなど主要な半導体株も幅広く売られた。また、中東リスクの高まりに伴う原油価格急伸も相場の重しとなった。一方で、米長期金利の低下やディフェンシブ株への資金シフトが下支えとなり、ダウ平均は11.89ドル高(+0.02%)と3日続伸した。一方、ナスダック総合は2.60%安と6月以来の大幅反落となった。

 今晩の米株式市場は、ハイテク株の調整圧力とディフェンシブ買いの拮抗による展開が予想される。前日はAI投資の費用対効果に対する警戒感から関連銘柄が大きく売り込まれたが、来週にアルファベットやマイクロソフトなどのメガテック決算を控えており、ポジション調整の動きが中心となりそうだ。一方で、米長期金利が4.9%台まで低下したことで、割安感の出てきたディフェンシブ株や債券市場への資金シフトが継続しており、指数の下値を支える見込みである。発表される10月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値や10月ミシガン大インフレ指標のほか、アメリカン・エキスプレスの決算が材料視される。

 今晩の米経済指標・イベントは、10月S&Pグローバル製造業・サービス業PMI速報値、10月ミシガン大消費者信頼感指数、同1年先・5年先期待インフレ率など。企業決算は寄り前にアメリカン・エキスプレス、シュルンベルジェが発表予定。(執筆:10月23日、14:00)


(山下)
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