ニューヨーク外国為替市場概況・26日 ドル円、続伸

 26日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は157.50円と前営業日NY終値(156.87円)と比べて63銭程度のドル高水準だった。本日は米経済指標の発表などもなく手掛かり材料に欠けたものの、ドルは底堅く推移した。一目均衡表転換線157.52円や基準線157.56円を上抜けると、0時30分過ぎに一時157.64円まで上値を伸ばした。市場では「今週は重要イベントが目白押しとなっており、ポジション調整の動きが中心」との声が聞かれた。
 なお、米国では27-28日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、日本では29-30日に日銀金融政策決定会合が開催される。また、ボラティリティの高さが目立つ米株式市場においてはアルファベットやマイクロソフト、アマゾンといったビッグテック(大手IT企業)の四半期決算が発表される。

 ユーロドルは4日続落。終値は1.1174ドルと前営業日NY終値(1.1202ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。今週予定されている日米欧の金融政策発表や米ハイテク企業の決算発表などを控えて、持ち高調整の動きが中心となった。前週末の安値1.1185ドルを下抜けると、23時前に一時1.1174ドルまで値を下げた。その後の戻りも1.1195ドル付近にとどまり、引けにかけては1.1173ドルと日通し安値を更新した。

 ユーロ円は4営業日ぶりに反発。終値は176.00円と前営業日NY終値(175.72円)と比べて28銭程度のユーロ高水準。NY市場に限れば176.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。

 ブラジルレアルは急落。対円では一時28.11円、対ドルでは5.6042レアルまで下落し、年初来安値を更新した。ブラジル大統領選で現職のルラ大統領が当選したことを受け、同国の株式相場は一時17%超の暴落。通貨レアルも急落した。これまでボルソナロ氏当選を見込んでいたマーケットでは株式と債券、通貨が買われるトリプル高が進んでいたため、ルラ大統領の予想外の勝利でその反動が出た格好だ。

本日の参考レンジ
ドル円:156.65円 - 157.64円
ユーロドル:1.1173ドル - 1.1227ドル
ユーロ円:175.72円 - 176.43円

(中村)
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