ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、戻り鈍い

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は戻りが鈍い。24時時点では141.38円と22時時点(141.31円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。20時過ぎに一時141.09円と日通し安値を付けたあとは141.54円付近まで下げ渋ったものの、米10年債利回りが3.76%台まで低下幅を拡大すると再び上値が重くなった。11月米リッチモンド連銀製造業景気指数が▲9と予想の▲8を若干下回ったことも相場の重し。

 ユーロドルは24時時点では1.0264ドルと22時時点(1.0271ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だったが、11月ユーロ圏消費者信頼感指数速報値が▲23.9と予想の▲26.0を上回ったことが伝わるとやや強含んだ。

 ユーロ円はもみ合い。24時時点では145.12円と22時時点(145.15円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.09円 - 142.24円
ユーロドル:1.0240ドル - 1.0291ドル
ユーロ円:144.89円 - 145.71円


(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。