ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、下げ渋り

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は下げ渋り。4時時点では131.85円と2時時点(131.58円)と比べて27銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが3.50%台まで低下した場面では131.55円付近まで下げたが、金利低下が一服すると131.90円台まで買い戻しが入った。なお、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁はWSJ紙とのインタビューの中で「次回会合では0.25%もしくは0.50%の利上げはいずれも可能」との見解を示した。

 ユーロドルは伸び悩み。4時時点では1.0743ドルと2時時点(1.0758ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の低下が一服したことで1.0761ドルを頭にやや上値を切り下げている。

 ユーロ円は4時時点では141.65円と2時時点(141.55円)と比べて10銭程度のユーロ高水準だった。ドル相場となっているため、141円台半ばを中心としたもみ合いが続いている。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:131.31円 - 132.66円
ユーロドル:1.0634ドル - 1.0761ドル
ユーロ円:140.17円 - 141.92円


(越後)
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