米国債市場概況・1日 10年物国債利回り、3.42%に低下

 1日の米国債券相場で長期ゾーンは大幅続伸。表面利率4.125%の10年物国債利回りは前営業日比0.09%低い(価格は高い)3.42%で終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が米連邦公開市場委員会(FOMC)後の会見で「継続的な利上げは適切」としながらも、「引き締め過ぎは望んでいない」「ディスインフレプロセスが始まった」などと発言すると、市場では「想定よりもタカ派的な姿勢ではなかった」と受け止められ、債券買いが広がった。

(中村)
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