【仲値マーケットフラッシュ】FRB議長の議会証言を受けた流れが・・・

 ドル円は9時33分時点では137.49円まで上昇。タカ派的なパウエルFRB議長の議会証言を受けたNY時間の流れが継続している。本日仲値のドル不足は通常並みの模様。本邦輸出勢は138円から売りが観測されている。米系短期勢は137円台後半から適時に利食い売り。輸入勢は136円台後半から適時に買いと出遅れ感が出てきた。

 本日は金曜日に発表される2月米雇用統計の前哨戦とされる同月ADP全米雇用報告や、米1月JOLT雇用動態調査などが注目。昨日の上院に続き、パウエルFRB議長が下院金融サービス委員会に於いて議会証言が予定されている。ただし、こちらは昨日の発言要旨に準じた発言となろう。

 米金利を睨みながら、ドル円は底堅く137円台を維持しそうだ。下値の目途は節目137.00円とし、上値は200日移動平均線137.44円を抜けて、昨年12月16日高値137.89円から節目138.00円が意識される。
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