米国債市場概況・22日 10年物国債利回り、3.43%に低下

 22日の米国債券相場で長期ゾーンは3営業日ぶりに反発。表面利率3.500%の10年物国債利回りは前営業日比0.17%低い(価格は高い)3.43%で終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)で「米連邦準備理事会(FRB)の利上げはあと1回」と示唆されたことから、債券買いが強まった。市場では「基本的にはハト派的な声明で、引き締めサイクルの終了にかなり近づいている」との声が聞かれた。米国株相場の下落も相場の支援材料となった。金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りは一時25bp低下した。

(中村)
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