23日の主な要人発言(時間は日本時間)

23日05:45 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「利下げの段階に近づいているかもしれないが、いつ利下げが行われるかは分からない」
「最大のリスクはFRBの利下げが早すぎること」
「労働市場のバランスが改善されつつある兆候は複数ある」
「米国のGDPは引き続き好調を維持」
「インフレ率が2%に戻りつつあるという確信をさらに強めたい」

23日07:12 クック米連邦準備理事会(FRB)理事
「利下げ前にインフレ率が2%に戻りつつあるということにさらに自信を持ちたい」
「適切な金融政策を検討する際に両面のリスクがあると考えている」
「政策の緩和が早すぎてインフレが高止まりする可能性と、緩和が遅すぎて経済に不必要な悪影響を与える可能性を比較検討」
「現在の金融政策スタンスは制限的である」
「高インフレが持続するリスクは減少したように見えるが、なくなったわけではない」
「ディスインフレが進行中で持続可能であるという確信が強まるにつれ、見通しの変化とともに政策金利の変更が正当化される」
「1月CPIとPPIが示したように、ディスインフレのプロセスはこれまで不均一。今後も続く可能性がある」
「ここ数カ月、個人消費は総じて引き続き力強い勢いを示唆」

23日09:40 ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事
「インフレについては圧倒的に上振れリスクがある」
「少なくともあと数カ月インフレデータを確認する」

23日16:30 ドナフー・ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長
「各国にとって防衛支出は重要な優先事項」
「成長の弱さが続いていることが見て取れる」

23日17:25 ホルツマン・オーストリア中銀総裁
「利下げの主なリスクは紅海情勢の緊張」
「最近の賃金上昇率はかなり高い」
「金利引き下げは早すぎるよりも遅いほうが良い」
「利下げができることを望んでいる」
「米連邦準備理事会(FRB)より先に利下げを実施する状況は見当たらない」

23日19:00 シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事
「引き締めのピーク時の影響がすでに過ぎ去ったことを示唆」
「インフレを抑えながら不況を引き起こさずにソフトランディングに到達できる可能性」
「ユーロ圏の経済は底を打ちつつある」

23日20:54 ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁
「ECBは他の中央銀行の動きと独立している」
「ディスインフレが持続可能であることを確信する必要」
「第4四半期の賃金数字は励みになる」

23日22:11 ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁
「初回利下げは6月になると予想」
「3月の利下げは絶対にない」

24日02:19 ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁
「ある時点で利下げが適切に。おそらく今年後半になるだろう」
「利上げは私の基本的な考えではない」
「経済に対する私の見方は1月の統計後も変わっていない」
「今年の消費支出の伸びは鈍化すると予想」

※時間は日本時間


(中村)
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