東京マーケットダイジェスト・5日 円もみ合い・株方向感ない

(5日15時時点)
ドル円:1ドル=150.49円(前営業日NY終値比▲0.04円)
ユーロ円:1ユーロ=163.33円(▲0.09円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0853ドル(▲0.0003ドル)
日経平均株価:40097.63円(前営業日比▲11.60円)
東証株価指数(TOPIX):2719.93(△13.65)
債券先物3月物:146.55円(△0.10円)
新発10年物国債利回り:0.695%(▲0.015%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.03000%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)     <発表値>     <前回発表値>
2月東京都区部CPI(生鮮食料品除く総合) 
前年同月比            2.5%       1.8%・改  

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はもみ合い。鈴木財務相が「デフレ脱却宣言を検討している事実はない」と発言したことに買いで反応し、一時150.55円まで値を上げた。ただ、昨日高値の150.57円が目先のレジスタンスとして意識されると150.36円まで下押しした。一方、下値も限られその後は150円台半ばでの小動きとなった。

・ユーロ円は小動き。ドル円が下げたタイミングで163.18円まで下げたものの、一巡後は下げ渋るなど総じてドル円につれた動きとなった。

・ユーロドルは小動き。東京市場では手掛かり材料に乏しいことから1.0850ドル前後での狭いレンジ取引に終始した。

・日経平均株価は小反落。昨日に4万円台を付けた後とあって短期的な過熱感から上値は重かった。半面、海外勢を中心に日本株への先高観は強く、建設や銀行など割安感のある株への買いが入ったため下値も限られた。

・債券先物相場は3日続伸。昨日の米国債券相場が下落した流れを引き継いで始まった。一時146.27円まで下落したものの、10年債入札が無難に通過したことで買い戻しが入った。


(越後)
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