東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り優勢

 6日午後の東京外国為替市場でドル円は売り優勢。17時時点では149.53円と15時時点(149.91円)と比べて38銭程度のドル安水準だった。「3月18-19日の日銀金融政策決定会合で政策委員9人のうち、少なくとも1人がマイナス金利政策の解除が妥当だと意見表明する見通し」との一部報道が伝わったことに売りで反応。昨日安値の149.71円を下抜けて149.33円まで下げ足を速めた。

 ユーロ円は軟調。17時時点では162.42円と15時時点(162.73円)と比べて31銭程度のユーロ安水準だった。日銀の早期マイナス金利解除への思惑が高まったことを受けて円が全面高の展開となり、一時162.22円まで下落した。

 ユーロドルは17時時点では1.0862ドルと15時時点(1.0855ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に伴って1.0866ドルまで小幅に上げたが、動きは限定的。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:149.33円 - 150.08円
ユーロドル:1.0842ドル - 1.0866ドル
ユーロ円:162.22円 - 162.93円

(越後)
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