米国債市場概況・6日 10年物国債利回り、4.10%に低下

 6日の米国債券相場で長期ゾーンは続伸。表面利率4.000%の10年物国債利回りは前営業日比0.05%低い(価格は高い)4.10%で終えた。2月ADP全米雇用報告が予想を下回ると買いが優勢となった。利回りは一時4.0768%前後と約1カ月ぶりの低水準を付けた。
 なお、バウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の議会証言については「FRBが年内に利下げするという見方を変えるほどではなかった」との指摘があった。

(中村)
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