東京マーケットダイジェスト・14日 円伸び悩み・株高

(14日15時時点)
ドル円:1ドル=147.92円(前営業日NY終値比△0.16円)
ユーロ円:1ユーロ=161.81円(△0.04円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0939ドル(▲0.0009ドル)
日経平均株価:38807.38円(前営業日比△111.41円)
東証株価指数(TOPIX):2661.59(△13.08)
債券先物6月物:145.24円(▲0.28円)
新発10年物国債利回り:0.775%(△0.020%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.07800%(△0.01000%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)          <発表値>   <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債           1兆5796億円の取得超 4901億円の所得超・改
対内株式              3766億円の取得超 2837億円の所得超・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は下値が堅い。日経平均株価の下落や本邦長期金利の上昇などを手掛かりにした売りが先行し、一時147.53円まで値を下げた。もっとも、その後は日本株の買い戻しなどもあって下値を切り上げる展開となり、147.97円まで反発した。

・ユーロ円も下値が堅い。10時過ぎに161.56円まで下押ししたが、一巡後はドル円や株価の上昇につれて円売り・ユーロ買いが進み、161.90円まで切り返した。

・ユーロドルは小安い。狭いレンジ内での値動きとなったが、時間外取引で米長期金利が上昇した影響から1.0939ドルまで下落する場面も見られた。

・日経平均株価は4営業日ぶりに反発。前日の米国株式市場でハイテク株が下落した流れを引き継ぎ、半導体関連株を中心に売りが先行した。指数は一時300円近く下落する場面もあったが、一巡後は自律反発狙いの買いが入ったことで下げ幅を縮小。時間外の米株価指数先物が堅調に推移したことも相場の支えとなり、後場に入ると上昇に転じた。

・債券先物相場は反落。日銀の早期マイナス金利解除が現実味を帯びてきたことで警戒感から売りが強まり、一時145円12銭まで値を下げる場面も見られた。

(岩間)
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