東京マーケットダイジェスト・15日 円底堅い・株高安まちまち

(15日15時時点)
ドル円:1ドル=148.32円(前営業日NY終値比▲0.01円)
ユーロ円:1ユーロ=161.32円(▲0.10円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0877ドル(▲0.0006ドル)
日経平均株価:38707.64円(前営業日比▲99.74円)
東証株価指数(TOPIX):2670.80(△9.21)
債券先物6月物:145.10円(▲0.14円)
新発10年物国債利回り:0.785%(△0.010%)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.08700%(△0.00900%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)        <発表値>    <前回発表値>
1月第三次産業活動指数(前月比)     0.3%     0.5%・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は方向感がない。本日は5・10日(ゴトー日)とあり仲値にかけてドル買い需要が意識されると、昨日高値の148.36円を上抜けて148.66円まで値を上げた。もっとも、夕方に春季労使交渉(春闘)の第1回回答の集計結果発表を控えて追随する動きも限られ、午後には148.25円付近まで押し戻されるなど方向感が定まらなかった。

・ユーロ円は上値が重い。ドル円の上昇につれる形で一時161.67円まで値を上げたが、香港ハンセン株が軟調に推移したことで豪ドル円などその他クロス円が崩れたためつれ安に。一時161.24円まで下落する場面があった。なお、豪ドル円は97.33円、NZドル円は90.44円までそれぞれ値を下げた。

・ユーロドルは小安い。昨日のNY市場で下落した流れを引き継いで一時1.0873ドルまで下げるなど、終始戻りの鈍い動きだった。

・日経平均株価は反落。昨日の米ハイテク株が下落したことを背景に半導体関連株が売られ、指数は一時300円近く下落した。ただ、外国為替市場での円安・ドル高を受けて輸出関連株に買いが入ると下げ幅を縮小。後場始まってすぐにプラスに転じたが維持することはできなかった。

・債券先物相場は続落。来週の日銀金融政策決定会合でのマイナス金利解除を織り込む形で売りが先行。一時144.90円まで下落する場面があった。もっとも、日銀の国債買い入れオペを受けて買い戻しが入り、引けにかけて145.14円まで持ち直した。

(越後)
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