ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円 小動き

 27日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小動き。2時時点では151.32円と24時時点(151.25円)と比べて7銭程度のドル高水準。日本当局の円買い介入警戒感で失速したものの、151円前半では引き続き底堅さを示している。米10年債利回りが4.19%台まで低下幅を拡大したものの、ドル円は151.40円近辺まで持ち直すなど下値の堅い動き。

 ユーロドルは下げ渋る。2時時点では1.0823ドルと24時時点(1.0814ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準。NY序盤の欧州通貨はやや売りに押され、ユーロドルも上値の重い動きとなったが、米長期金利の低下も支えに下げ渋り、1.0820ドル台までやや下値を切り上げた。

 ユーロ円は2時時点で163.67円と24時時点(163.46円)と比べて21銭程度のユーロ高水準。ユーロドルの下げ渋りやドル円の底堅い動きを支えに163.70円近辺まで持ち直した。欧米株の上昇も下支えとなった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.03円 - 151.97円
ユーロドル:1.0811ドル - 1.0839ドル
ユーロ円:163.44円 - 164.42円


(金)
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