東京外国為替市場概況・17時 ユーロドル、強含み

 2日午後の東京外国為替市場でユーロドルは強含み。17時時点では1.0740ドルと15時時点(1.0727ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢の参入後は独長期金利の上昇などを手掛かりにしたユーロ買いが先行した。15時過ぎに1.0725ドルまで下落する場面があったものの、一巡後は1.0740ドル台まで反発。3月の独・仏製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が速報値からそれぞれ上方修正されたことも買いを誘った面がある。

 ドル円は伸び悩み。17時時点では151.68円と15時時点(151.74円)と比べて6銭程度のドル安水準だった。対欧州通貨などでドル売りが進んだ影響もあり、14時過ぎにつけた高値の151.80円から151.60円台までやや上値を切り下げた。
 
 ユーロ円は下値が堅い。17時時点では162.91円と15時時点(162.77円)と比べて14銭程度のユーロ高水準だった。16時前に162.69円付近まで弱含む場面があったが、その後はユーロドルの上昇につれて162.90円台まで買い戻された。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.51円 - 151.80円
ユーロドル:1.0725ドル - 1.0745ドル
ユーロ円:162.62円 - 163.07円

(岩間)
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