ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ユーロドル、伸び悩み

 4日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは伸び悩み。24時時点では1.0867ドルと22時時点(1.0869ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。前週分の米新規失業保険申請件数が予想より弱い内容となったことを受けて、米長期金利の指標となる米10年債利回りが4.31%台まで低下すると全般ドル売りが先行。22時30分過ぎに一時1.0877ドルまで値を上げた。ただ、米10年債利回りが4.34%台まで低下幅を縮めると伸び悩んだ。

 ドル円は下げ渋り。24時時点では151.66円と22時時点(151.62円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。米長期金利の低下などを手掛かりに円買い・ドル売りが先行。22時40分過ぎに一時151.51円と日通し安値を更新した。ただ、前日の安値151.44円が目先サポートとして働くとじりじりと買い戻しが進んだ。米長期金利が低下幅を縮めたことも相場を下支えした。

 ユーロ円はじり高。24時時点では164.82円と22時時点(164.81円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だったが、24時前に一時164.92円と日通し高値を付けた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.51円 - 151.77円
ユーロドル:1.0833ドル - 1.0877ドル
ユーロ円:164.25円 - 164.92円


(中村)
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