欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、買い一服

 5日の欧州外国為替市場でドル円は買いが一服。20時時点では151.33円と17時時点(151.34円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。欧州勢の本格参入後も買い戻しの流れが続き、一時151.45円まで本日高値を更新。もっとも、3月米雇用統計の公表を控えていることもあり、買い戻しは持ち高調整の域を出なかった。

 ユーロドルは上値が重い。20時時点では1.0834ドルと17時時点(1.0838ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。独長期金利の上昇などを支えに1.0846ドルまで本日高値を更新したが、その後はやや上値が重くなった。ここまでの値幅も0.0023ドル程度にとどまっており、米雇用統計待ちのムードが強まっている。

 ユーロ円は20時時点では163.96円と17時時点(164.03円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。17時30分過ぎに164.22円まで値を上げたが、一巡後はドル円やユーロドルと同じく伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:150.81円 - 151.45円
ユーロドル:1.0823ドル - 1.0846ドル
ユーロ円:163.49円 - 164.22円


(岩間)
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