東京外国為替市場概況・12時 ドル円、底堅い

 8日の東京外国為替市場でドル円は底堅い。12時時点では151.77円とニューヨーク市場の終値(151.62円)と比べて15銭程度のドル高水準だった。仲値近辺で強まったドル買いが一巡も高値圏を維持。クロス円の円安推移も支えとなり151.81円まで上値を伸ばした。

 ユーロ円はじり高。12時時点では164.52円とニューヨーク市場の終値(164.32円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。日経平均株価が上昇幅を600円超に広げるなかクロス円はリスク選好の円売りへ傾斜。ユーロ円は164.54円、ポンド円も191.83円、豪ドル円は99.98円、NZドル円は91.32円まで、それぞれ円安・他通貨高となった。

 ユーロドルは12時時点では1.0840ドルとニューヨーク市場の終値(1.0837ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇一巡や、対円でのユーロじり高を支援に下げ渋った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:151.57円 - 151.81円
ユーロドル:1.0823ドル - 1.0844ドル
ユーロ円:164.19円 - 164.54円

(関口)
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