東京マーケットダイジェスト・9日 円小安い・株高

(9日15時時点)
ドル円:1ドル=151.89円(前営業日NY終値比△0.07円)
ユーロ円:1ユーロ=164.92円(△0.06円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0858ドル(▲0.0001ドル)
日経平均株価:39773.13円(前営業日比△426.09円)
東証株価指数(TOPIX):2754.69(△26.37)
債券先物6月物:145.25円(△0.03円)
新発10年物国債利回り:0.785%(横ばい)
ユーロ円TIBOR3カ月物:0.10900%(横ばい)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)           <発表値>   <前回発表値>
3月消費動向調査(消費者態度指数、一般世帯) 39.5     39.0・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小高い。日経平均株価が序盤から堅調に推移したほか、東京仲値にかけた本邦実需勢の買いも重なり、一時151.92円まで値を上げた。もっとも、引き続きバリアオプションが観測されている152円の防戦売りが意識されたこともあり、その後は高値圏でのもみ合いが続いた。
 なお、植田日銀総裁は本日、衆院財政金融委員会に出席し、「物価目標に向けて金融政策からサポートすることが重要」と答弁。なお、今後の政策判断については物価や賃金次第であり、金融緩和を弱めたり、緩和縮小をしないこともあり得るとした。

・ユーロ円は底堅い。動き自体は鈍いものの、日本株高を支えに下値の堅い展開となり、一時164.99円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルは小動き。昨日高値の1.0862ドルを上抜けて1.0864ドルまで上げる場面があったが、これまでの値幅は10pips程度と非常に狭い。

・日経平均株価は続伸。値嵩株の半導体関連株に買いが入るなど堅調に推移した。バリュー株にも押し目買いが入り、高値引けとなった。

・債券先物相場は反発。小高くでスタートした後は、手掛かり材料難のなかで方向感に乏しい展開が続いた。


(越後)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。