東京外国為替市場概況・10時 ドル円、弱含み

 12日の東京外国為替市場でドル円は弱含み。10時時点では152.97円とニューヨーク市場の終値(153.27円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。9時過ぎに153.29円まで値を上げるも前日高値153.32円を前に失速すると、仲値公示にかけてドル売りが強まったこともあり、152.97円まで下落した。なお、鈴木財務相が「(G20で)ドル高について議論あり得る」などと発言したが反応は薄かった。

 ユーロ円も弱含み。10時時点では164.08円とニューヨーク市場の終値(164.40円)と比べて32銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下げた影響を受け、164.07円まで下押した。

 ユーロドルは小動き。10時時点では1.0726ドルとニューヨーク市場の終値(1.0726ドル)とほぼ同水準だった。動意の薄い展開が続いており、本日これまでの値幅はわずか7pips前後に留まっている。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.97円 - 153.29円
ユーロドル:1.0723ドル - 1.0730ドル
ユーロ円:164.07円 - 164.47円


(川畑)
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