東京外国為替市場概況・15時 ドル円 底堅い

 12日午後の東京外国為替市場でドル円は底堅い。15時時点では153.20円と12時時点(153.17円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。153円割れ水準で底堅さを示すと153.20円台に切り返すなど、153円前半で下値の堅い動きとなった。低下気味だった時間外の米10年債利回りが低下幅を縮小したことも下支えとなった。

 ユーロドルは上値が重い。15時時点では1.0711ドルと12時時点(1.0726ドル)と比べて0.0015ドル程度のユーロ安水準だった。小動きながら全般ドルが底堅い動きとなるなか、1.0705ドルまで安値を更新した。米欧利下げ見通しの格差でユーロドルの上値は重い。カザークス・ラトビア中銀総裁は利下げの時が近づいているとし、サプライズがなければ6月に利下げを行うとの見解を示した。

 ユーロ円は15時時点では164.10円と12時時点(164.30円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの重い動きも上値を圧迫し、164.04円まで安値を更新した。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.97円 - 153.29円
ユーロドル:1.0705ドル - 1.0730ドル
ユーロ円:164.04円 - 164.47円


(金)
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