東京外国為替市場概況・12時 ドル円、小動き

 22日の東京外国為替市場でドル円は小動き。12時時点では154.65円とニューヨーク市場の終値(154.64円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。日経平均が一時マイナスに転じる中で154.60円前後まで押し戻されたが、一時的。その後は同株価が持ち直すとやや値を戻したが154.70円付近までに留まり、狭いもみ合いとなった。

 ユーロ円は強含み。12時時点では164.92円とニューヨーク市場の終値(164.70円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。日経平均が切り返したほか、アジア株が堅調に推移したこともあり、じり高で推移すると、165.03円まで値を上げて前週19日高値に並んだ。

 ユーロドルは伸び悩み。12時時点では1.0664ドルとニューヨーク市場の終値(1.0656ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の上昇に連れて1.0671ドルまで値を上げるも、時間外の米10年債利回りが4.65%台まで上昇していることが重しとなって伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.46円 - 154.74円
ユーロドル:1.0651ドル - 1.0671ドル
ユーロ円:164.62円 - 165.03円


(川畑)
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