21日の主な要人発言(時間は日本時間)(1)

21日06:26 バイデン米大統領
「習近平・中国国家主席と10日以内に会談する見通し」

21日11:26 松野官房長官
※日銀金融政策決定会合について
「日銀には政府との連携のもと、適切な政策運営を期待」

21日12:09 日本銀行声明
「金融政策の現状維持を決定」
「マイナス金利を-0.1%に維持」
「長期金利目標をゼロ%程度に維持」
「10年物国債金利0.25%での指し値オペ、明らかに応札が見込まれない場合除き毎営業日実施」
「片岡委員、長短金利引き下げで緩和強化が望ましいとして反対」
「政策金利、現在の長短金利水準またはそれを下回る水準で推移を想定」
「当面は新型コロナの影響を注視、企業等の資金繰り支援と市場の安定維持に努めるとともに必要なら躊躇なく追加緩和」
「2%の物価目標の実現を目指し、これを安定的に持続するために必要な時点まで長短金利操作付き量的・質的金融緩和を継続」
「マネタリーベース、消費者物価が安定的に2%超えるまで拡大方針継続」
「物価見通し、輸入物価上昇や価格転嫁の影響から足元を中心に上振れ」
「成長率見通し、海外経済の減速や供給制約の強まりなどから22年度が下振れ」
「物価見通しのリスクバランス、当面は上振れリスクの方が大きいがその後はおおむね上下にバランス」
「経済見通しのリスクバランス、当面は下振れリスクの方が大きい」
「景気、コロナの影響が和らぐもとで持ち直している」
「景気の先行き、感染症や供給制約の影響が和らぐもとで回復していく」
「我が国の潜在成長率、足元では「0%台前半」と計算される」
「コアCPI、本年末にかけて上昇率高めた後プラス幅を縮小していく」
「コアコアCPI、プラス幅を緩やかに拡大していく」
「リスク要因、金融為替市場の動向や経済物価への影響を十分注視する必要がある」

21日15:35 黒田日銀総裁
「景気は新型コロナの影響が和らぐもとで持ち直している」
「予想物価上昇率は上昇している」
「必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
「これまでの大規模金融緩和、経済・物価の押し上げ効果をしっかり発揮」
「引き続き緩和実施し、賃金上昇に伴う物価目標実現は可能」
「最近の急速な円安進行は経済にマイナスで望ましくない」
「為替はファンダメンタルズを反映し安定推移が最も重要」
「持続的・安定的な物価実現には至っていないため、金融緩和の継続が必要」
「6月の国債買い入れは投機的な先物売りへの対応であり、金融緩和をさらに大幅にしたということではない」
「金利引き上げやレンジ拡大のつもりは全くない」
「円安は輸入物価のみならず輸出物価の引き上げにもつながる、交易条件を必ずしも悪化させない」
「今の円安はドルの独歩高、ユーロやポンドも下落」
「金利を引き上げたら円安止まるとは到底考えられない」
「円安を止めるためには大幅な利上げが必要であり、経済に大きく影響」

※時間は日本時間


(中村)
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