2日の主な要人発言(時間は日本時間)

2日07:20 ホークスビーNZ準備銀行(RBNZ)総裁補佐
「NZのインフレ率は高い」
「求人市場は好調、需要を冷ます必要がある」
「金利上昇は雇用市場を圧迫する」

2日07:36 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「政策金利はさらに引き上げる必要があると予測」
「金利がさらにどれだけ上昇するかは、金融政策がどれだけ機能しているか、供給問題がどのように解決しているか、インフレがこの引き締めサイクルにどのように効果がでているかによって異る」
「価格圧力の全般的な低下はまだ見られない」
「物価の安定を回復するための簡単な方法はない」
「引き締め段階は終わりに近づくているが、まだそこには達していない」
「低水準で、安定し、予測可能なインフレという目標にはまだほど遠い」
「低インフレで堅実な成長に戻るには時間がかかるが、必ず達成する」
2日09:30 マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「50ベーシスポイントの利上げは、通常のステップよりも大きい」
「(次の金融政策の変更は)通常よりも大きなステップになることも、通常のステップに下げることもできる」
「高インフレからずいぶん経ったが、それが社会構造を侵食していることを再発見している」
「カナダドルが我々の予測よりも弱い場合、金利に関してより多くの作業を行う必要がある」

2日09:33 黒田日銀総裁
「量的・質的金融緩和政策の導入以来、デフレ状況ではなくなった」
2日09:47 黒田日銀総裁
「来年度以降の物価見通しの低下は、コストプッシュの減衰のため」
「辞任するつもりはない、との考えに変わりない」
2日09:56 黒田日銀総裁
「現在の政策金利目標でイールドカーブの低位安定が最も適当」
「金融緩和の継続で日本経済を支えることが重要」
2日09:59 黒田日銀総裁
「物価目標実現する状況になれば、YCC柔軟化も選択肢」
2日10:16 黒田日銀総裁
「日本経済を巡る不確実性が大きく、金融緩和の継続が適当」
「最近の円安は急速かつ一方的で望ましくない」
2日10:43 黒田日銀総裁
「急激かつ一方的な変動は投機であり、介入はG7でも当然視されている」
「今後も政府と連携して、市場動向や経済への影響を注視する」
2日10:46 黒田日銀総裁
「急激な変動自体がファンダメンタルズに反している可能性」
2日10:58 黒田日銀総裁
「為替は財務相の所管であり、私の立場では為替相場に影響を与える意図はない」

2日10:15 鈴木財務相
「円安対応はしっかりやらないといけない、投機による過度な変動は容認できない」
「為替相場の動向を高い緊張感を持って注視する」
2日10:38 鈴木財務相
「今でも市場は介入への警戒感が常にあるのではないか」
「為替介入は、一定の効果があった」
「円安による物価高騰はインフレを高める要因になる」
「ゆるゆるとした円安に進むことも懸念」
「物価高の背景、半分は円安になっている」
2日13:06 鈴木財務相
「為替介入が必要な場合、私どもの判断で瞬時に対応する」

3日00:19 ジョーダン・スイス国立銀行(スイス中銀、SNB)総裁
「さらなる利上げの可能性を排除することはできない」

3日03:32 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
3日03:34 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「しばらくの間、制限的な政策スタンスが必要になるだろう」
「米経済は昨年から大きく減速している」
「雇用市場は依然として非常にひっ迫」
3日03:40 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「インフレ率は依然として目標を大幅に上回っている」
「金融環境が大幅に引き締まり、その効果が現れているが、効果が完全に現れるには時間がかかるだろう」
「ある時点で、利上げペースを緩めることが適切となる」
3日03:45 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「最終的な金利水準は従来の想定よりも高くなった」
「政策金利の道のりはまだ残されている」
「利上げ減速の時期は早ければ次回会合となる可能性がある」
3日03:52 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「実質金利がプラスになるような政策金利が望ましい」
「今回の会合で利上げを減速させることについて議論した」
「利上げ停止を考えるのは非常に時期尚早」
3日04:15 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「引き締めが不十分であればインフレが定着してしまうリスクが生じる」
「まだ道のりは長い、金利引き上げでカバーすべき範囲は残っている」

※時間は日本時間

(岩間)
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