予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
8日
(時間は日本時間)
国内
特になし |
海外
15:00 | ◎ | 3月独鉱工業生産(予想:前月比▲0.6%/前年同月比▲3.6%) |
16:30 | ◎ | スウェーデン中銀、政策金利発表(予想:3.75%に引き下げ) |
20:00 | ◇ | MBA住宅ローン申請指数 |
21:00 | ◎ | 3月ブラジル小売売上高(予想:前年同月比5.1%) |
21:00 | ◎ | ウンシュ・ベルギー中銀総裁、講演 |
23:00 | ◇ | 3月米卸売売上高(予想:前月比0.8%) |
23:30 | ◇ | EIA週間在庫統計 |
24:00 | ◎ | ジェファーソン米連邦準備理事会(FRB)副議長、講演 |
9日
00:45 | ◎ | コリンズ米ボストン連銀総裁、講演 |
02:00 | ◎ | 米財務省、10年債入札 |
02:00 | ◎ | デコス・スペイン中銀総裁、講演 |
02:30 | ◎ | クックFRB理事、講演 |
03:00 | ◎ | 4月ブラジル貿易収支(予想:93.00億ドルの黒字) |
06:30 | ☆ | ブラジル中銀、政策金利発表(予想:10.50%に引き下げ) |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
ドル円
レジスタンス2 | 156.02(日足一目均衡表・転換線) |
---|---|
レジスタンス1 | 155.49(日足一目均衡表・基準線) |
前日終値 | 154.69 |
サポート1 | 153.86(5/7安値) |
サポート2 | 152.78(5/6安値) |
ユーロドル
レジスタンス2 | 1.0885(4/9高値) |
---|---|
レジスタンス1 | 1.0838(日足一目均衡表・雲の上限) |
前日終値 | 1.0755 |
サポート1 | 1.0650(5/1安値) |
サポート2 | 1.0601(4/16安値) |
日銀は昨日から本日にかけて開いた金融政策決定会合で、無担保コール(オーバーナイト物)の誘導目標を0-0.1%程度に据え置いた。注目された国債買い入れ額については変更なし、円安進行への言及もなかった。この後は15時30分からの植田総裁の定例会見に市場の目が集まる。緩和姿勢にどの程度まで固執するのか、追加利上げの可能性、そして円安への見解などを見極めることになる。
ユーロ円は執筆時点では167.39円まで上げ幅を拡大。1週間前に中東の地政学リスクの高まりを受けて下げた163円手前からだと約4円超の上げ幅だ。このままドル円で円買い介入なしとなれば、2008年7月高値169.96円さえも意識されるだろう。
欧州午後、NY勢の参入後には米連邦準備理事会(FRB)が政策を決定する上で重要視する米PCEデフレーターの3月分が発表される。米金融政策については、利下げ開始時期が後ずれとの見方が優勢となり、「そもそも利下げはするのか」という疑問も出ている。まだ少数派ではあるが、利上げの可能性も取り沙汰され始めた。そういった中でのインフレ指標のため、相場へのインパクトはかなり大きそうだ。
ここ数日、ユーロドルは1.06ドル後半の日足一目均衡表・転換線が支持となり、1.07ドル台に乗せてきた。もっとも、昨日まで上値の目安とされた同・基準線が1.07ドル後半から本日は1.0743ドルに下りてきており、方向性としては下向きが示唆される。いずれにせよ、米金利次第の動きとなるか。
想定レンジ上限
・ユーロ円、ピボット・ターニングポイント168.56円
・ユーロドル、200日移動平均線1.0806ドル
想定レンジ下限
・ユーロ円、24日安値165.44円
・ユーロドル、日足一目均衡表・転換線1.0670ドル。割り込むと16日安値1.0601ドル