予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
16日
(時間は日本時間)
国内
− | 日銀金融政策決定会合(1日目) |
海外
11:00 | ◎ | 5月中国鉱工業生産(予想:前年比6.0%) |
11:00 | ◎ | 5月中国小売売上高(予想:前年比4.9%) |
15:30 | ◇ | 5月スイス生産者輸入価格 |
16:00 | ◇ | 4月トルコ経常収支(予想:75.0億ドルの赤字) |
16:00 | ◎ | ナーゲル独連銀総裁、講演 |
19:30 | ◎ | チポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事、講演 |
21:15 | ◇ | 5月カナダ住宅着工件数(予想:25.00万件) |
21:30 | ◎ | 6月米ニューヨーク連銀製造業景気指数(予想:▲6.0) |
17日
02:00 | ◎ | 米財務省、20年債入札 |
− | 主要7カ国(G7)首脳会議(G7サミット、カナダ・アルバータ州、17日まで) | |
− | 南アフリカ(青年の日)、休場 |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
レジスタンス2 | 146.28(5/29高値) |
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レジスタンス1 | 145.39(日足一目均衡表・基準線) |
前日終値 | 144.07 |
サポート1 | 143.64(6/13レンジ半値水準) |
サポート2 | 142.80(6/13安値) |
レジスタンス2 | 1.1692(2021/10/28高値) |
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レジスタンス1 | 1.1614(6/13高値) |
前日終値 | 1.1549 |
サポート1 | 1.1470(5/29-6/12上昇幅の38.2%押し) |
サポート2 | 1.1405(6/11安値) |
イスラエルがイランの攻撃に踏み切ったことで、最悪のシナリオとして、第5次中東戦争に繋がった場合、有事のドル買い要因となる。しかし、米国が介入した場合、ドル売り要因となりかねないため、今後の推移を見守っていくことになる。
6月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値、予想:53.6)では、1年先のインフレ期待(※5月分6.6%)や5-10年先のインフレ期待(※5月分は4.2%)に注目しておきたい。
先日ニューヨーク連銀が発表した5月の消費者調査によると、1年先のインフレ期待は3.2%(4月は3.6%)、3年先のインフレ期待は3.0%(4月は3.2%)、5年先のインフレ期待は2.6%(4月は2.7)と、インフレ期待は全期間において低下していた。
米国の5月の消費者物価指数(CPI)や卸売物価指数(PPI)も伸び率が鈍化しており、今後のインフレの道筋を巡る懸念が緩和しつつあることで、米連邦公開市場委員会(FOMC)でのトランプ関税に対する「不確実性(uncertainty)」も後退する可能性が高まりつつある。
昨日発表された米5月卸売物価指数(PPI)では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視している「PCEデフレーター」の算出に用いられる項目が低下していたことで、5月PCEデフレーターの伸び率鈍化観測が高まっている。
懸念材料としては、中東情勢の緊迫化を受けて原油相場が急騰しつつあり、原油高による物価上昇懸念が高まっていることが挙げられる。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」での利下げ時期は、9月FOMC(▲0.25%=4.00-25%)と予想されており、10月FOMCでの年内2回の利下げで12月時点のFF金利誘導目標は3.75-4.00%と見込まれている。
・想定レンジ上限
ドル円の上値目処(めど)は、144.57円(6/12高値)
・想定レンジ下限
ドル円の下値目処(めど)は、142.38円 (6/3 安値)