予想とまとめ
今日の予想
今週の予想はこちら今日のイベントスケジュール
17日
(時間は日本時間)
国内
15:30 | ☆ | 植田和男日銀総裁、定例記者会見 |
海外
18:00 | ◎ | 6月独ZEW景況感指数(予想:35.0) |
18:00 | ◎ | 6月ユーロ圏ZEW景況感指数 |
21:30 | ◇ | 4月対カナダ証券投資 |
21:30 | ☆ | 5月米小売売上高(予想:前月比▲0.7%/自動車を除く前月比0.1%) |
21:30 | ◇ | 5月米輸入物価指数(予想:前月比▲0.2%) |
22:15 | ◎ | 5月米鉱工業生産(予想:前月比0.1%) |
◇ | 設備稼働率(予想:77.7%) | |
23:00 | ◇ | 4月米企業在庫(予想:前月比横ばい) |
23:00 | ◎ | 6月全米ホームビルダー協会(NAHB)住宅市場指数(予想:36) |
18日
00:05 | ◎ | ビルロワドガロー仏中銀総裁、講演 |
00:45 | ◎ | センテノ・ポルトガル中銀総裁、講演 |
− | 米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目 | |
− | 主要7カ国(G7)首脳会議(G7サミット、カナダ・アルバータ州、最終日) |
※「予想」は特に記載のない限り市場予想平均を表す。▲はマイナス。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
※重要度、高は☆、中は◎、低◇とする。
上値と下値の目安
レジスタンス2 | 146.28(5/29高値) |
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レジスタンス1 | 145.39(日足一目均衡表・基準線) |
前日終値 | 144.07 |
サポート1 | 143.64(6/13レンジ半値水準) |
サポート2 | 142.80(6/13安値) |
レジスタンス2 | 1.1692(2021/10/28高値) |
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レジスタンス1 | 1.1614(6/13高値) |
前日終値 | 1.1549 |
サポート1 | 1.1470(5/29-6/12上昇幅の38.2%押し) |
サポート2 | 1.1405(6/11安値) |
中東情勢の緊迫化は、有事のドル買いにより、ユーロドルは上値を抑えられることが予想される。
しかし、イランが世界の原油供給の20%が通過するホルムズ海峡の封鎖に踏み切った場合、原油価格は100ドル超まで上昇することが見込まれるため、先日の欧州中央銀行(ECB)理事会での原油価格見通し66.70ドルから大幅に乖離することになる。
ECBは、今年のインフレ率の見通しを2.0%、来年を1.6%に引き下げており、原油価格の低位安定をインフレ鈍化の一因に挙げて、中立金利水準(1.75-2.25%)まで利下げしてきた。
しかし、原油価格の上昇基調が長期化した場合は、金融政策の判断に影響するため、注視しておきたい。また、原油価格が高止まりした場合、インフレ上昇と景況感の悪化というスタグフレーションへの警戒感も高まることになる。
本日講演が予定されているナーゲル独連銀総裁やチポローネ欧州中央銀行(ECB)専務理事による想定外の原油価格高騰への見解に注目しておきたい。
本日からG7首脳会議が開催されるが、議題は、トランプ関税、ウクライナ情勢などに加えて、イスラエルとイランの全面衝突を回避する方策が協議されると思われる。
トランプ米大統領は、イスラエルによるイランへの攻撃を事前に知らされていたものの、現時点では関与していない、と述べつつも、今後、関与する可能性はある、と述べている。
また、フランス、ドイツ、イギリスは、イランの核兵器開発を懸念していた中で、イスラエルが核施設を打撃することで抑止効果が生じたという判断のため、イスラエルの自衛権を擁護する姿勢を見せている、とも報じられており、G7とイランや中東諸国との軋轢を生じさせている。
想定レンジ上限
・ユーロドル:1.1631ドル(6/12高値)
・ユーロ円:168.01円(2024/7/26高値)
想定レンジ下限
・ユーロドル:1.1405ドル(6/11安値)
・ユーロ円:164.82円(日足一目均衡表・転換線)