東京外国為替市場概況・15時 ドル円、弱含み

 3日午後の東京外国為替市場でドル円は弱含み。15時時点では144.57円と12時時点(144.66円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。日経平均株価は高値圏で推移しているものの、時間外の米10年債利回りが3.82%台へやや低下したことで、144.37円前後まで弱含む場面も見られた。

 ユーロ円は弱含み。15時時点では157.62円と12時時点(157.79円)と比べて17銭程度のユーロ安水準だった。一時157.83円まで上値を伸ばした後、ドル円の下落に連れて157.60円前後まで反落した。
 
 ユーロドルは小幅安。15時時点では1.0903ドルと12時時点(1.0907ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。材料難の中で、NYカットオプション(1.0900ドル・1.0920ドル)の狭間で動きづらい展開となった。

 豪ドル/ドルは、午前中の安値0.6637ドルから0.6675ドルまで反発した。豪ドル円も一時96.44円まで上値を伸ばした。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:144.23円 - 144.69円
ユーロドル:1.0901ドル - 1.0918ドル
ユーロ円:157.31円 - 157.83円


(山下)
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