東京外国為替市場概況・15時 ドル円、軟調

 7日午後の東京外国為替市場でドル円は軟調。15時時点では143.55円と12時時点(144.00円)と比べて45銭程度のドル安水準だった。日経平均株価が再び軟調に推移したことを眺め、下値を試す展開に。昨日安値143.56円を下回り、143.53円まで売られた。
 
 ユーロ円は弱含み。15時時点では156.29円と12時時点(156.75円)と比べて46銭程度のユーロ安水準だった。日本株の下落を嫌気してリスク回避の円買いが進み、一時156.27円までユーロ安円高が進んだ。またポンド円も182.89円まで日通し安値を更新している。

 ユーロドルはもみ合い。15時時点では1.0887ドルと12時時点(1.0886ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。今夜の米6月雇用統計を控えて動きづらい展開の中、ドル円のドル安基調につれて15時過ぎには1.0898ドルまで上値を伸ばした。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:143.53円 - 144.20円
ユーロドル:1.0882ドル - 1.0898ドル
ユーロ円:156.27円 - 156.93円

(山下)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。