東京外国為替市場概況・10時 ドル円、売り一服

 7日の東京外国為替市場でドル円は売りが一服。10時時点では144.07円とニューヨーク市場の終値(144.07円)とほぼ同水準だった。日経平均株価が一時450円近く下落したことをながめ、リスク回避目的の売りが先行。一時143.80円まで値を下げた。ただ、その後は日経平均が下げ幅を縮小したほか、時間外の米金利が上昇した影響もあり、仲値にかけて144.20円まで反発した。

 ユーロ円も売りが一服。10時時点では156.82円とニューヨーク市場の終値(156.90円)と比べて8銭程度のユーロ安水準だった。株安を背景に156.57円まで下落する場面があったが、その後はドル円と同様に買い戻しが入り、156.93円まで切り返した。

 ユーロドルは伸び悩み。10時時点では1.0885ドルとニューヨーク市場の終値(1.0889ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ安水準だった。昨日高値の1.0900ドル手前では上値の重さが意識され、1.0883ドルまでやや伸び悩んだ。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.80円 - 144.20円
ユーロドル:1.0883ドル - 1.0895ドル
ユーロ円:156.57円 - 156.93円

(岩間)
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