今日の株式見通し-米CPIの発表を前に小動きか 米国株は上昇
東京市場は小動きか。米国株は上昇。ダウ平均は65ドル高の33804ドルで取引を終えた。米9月生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回る伸びとなったが、米10年債利回りは4.5%台へ低下。9月のFOMC議事録の内容がタカ派的と受け止められて下げる場面もあったが、終盤に持ち直してプラスで終えた。ドル円は足元149円00銭近辺で推移している。CME225先物は円建てが大証日中終値と比べて90円高の31990円、ドル建てが125円高の32025円で取引を終えた。
米主要3指数はそろって上昇したが、本日の9月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見姿勢も強かった。米長期金利の低下は安心材料となるが、PPIは市場予想を上回っており、CPIの結果が大きく注目される。日経平均は今週の2営業日で1000円近く水準を切り上げており、一段の上値追いには慎重になると予想する。きのうは半導体株が強かった一方、値下がり銘柄は多かった。米金利低下でグロース株には追い風が続く一方、バリュー株には手じまい売りも出てくると思われる。強弱感が入り交じり、節目の32000円近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは31800円-32200円
米主要3指数はそろって上昇したが、本日の9月消費者物価指数(CPI)の発表を前に様子見姿勢も強かった。米長期金利の低下は安心材料となるが、PPIは市場予想を上回っており、CPIの結果が大きく注目される。日経平均は今週の2営業日で1000円近く水準を切り上げており、一段の上値追いには慎重になると予想する。きのうは半導体株が強かった一方、値下がり銘柄は多かった。米金利低下でグロース株には追い風が続く一方、バリュー株には手じまい売りも出てくると思われる。強弱感が入り交じり、節目の32000円近辺での一進一退が続くだろう。日経平均の予想レンジは31800円-32200円