ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ユーロ円、堅調

 21日のニューヨーク外国為替市場でユーロ円は堅調。2時時点では162.59円と24時時点(162.33円)と比べて26銭程度のユーロ高水準。欧州長期金利の上昇を眺めながらユーロ買い円売りが強まった。昨年11月28日以来の高値となる162.60円まで上げ幅を広げた。
 また他クロス円も、ポンド円が189.77円、スイスフラン円も170.94円まで上値を伸ばした。

 ドル円は強含み。2時時点では150.29円と24時時点(150.10円)と比べて19銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことを支えに、ドル買いが優勢となった。2時過ぎには150.33円までドル高に傾いた。

 ユーロドルは小じっかり。2時時点では1.0817ドルと24時時点(1.0813ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。アジア時間の高値を僅かに超えて1.0820ドルをつけたところで上昇が一服。もっとも下押しも限られた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.85円 - 150.33円
ユーロドル:1.0790ドル - 1.0820ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.60円


(小針)
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