ロンドン為替見通し=ECB理事会を11日に控えるなか潮目の変化に留意

 ロンドンタイムは、序盤に2月仏貿易・経常収支の発表があるものの為替の動意につながりにくいだろう。11日の欧州中央銀行(ECB)金融政策発表が近づくなか、利下げを巡る思惑の行方を追いつつユーロの動きを注視する展開となりそうだ。

 今回4月のECB理事会では政策金利4.50%の据え置きが見込まれている。注目は理事会後のラガルド総裁の会見で6月利下げが示唆されるかどうか。理事会以降の各ECB高官の発言内容もマーケットを左右するだろう。

 足もとでは底堅いドル円の動きを受けた円安地合いや、株価動向を支援としたリスク選好の円売りによるクロス円上昇が、対ドルでも欧州通貨の戻りを誘っている。この流れから、ECB理事会を意識してハト派へ傾くなど潮目の変化の有無を見定める神経質な状態。基本的にはイベント前で様子見ムードかもしれないが、欧州入りにかけてなどマーケット参加者の入れ替わるタイミングで揺り戻しが入る可能性に留意したい。


想定レンジ上限
・ユーロドル:3月21日高値1.0943ドル。

想定レンジ下限
・ユーロドル:週足一目均衡表・雲の上限1.0779ドル。

(関口)
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