東京外国為替市場概況・10時 ドル円、神経質

 18日の東京外国為替市場でドル円は神経質な値動き。10時時点では154.28円とニューヨーク市場の終値(154.39円)と比べて11銭程度のドル安水準だった。8時過ぎに154.20円まで下落する場面があったが、昨日安値の154.16円がサポートとして意識されると154.41円まで反発した。ただ、買いの勢いも長続きはせず、その後は154.20円台まで再び押し戻された。
 なお、ボウマン米連邦準備理事会(FRB)理事は「インフレ進行は鈍化、おそらく停滞している」などの見解を示したが、相場への影響は限られた。

 ユーロ円は上値が重い。10時時点では164.62円とニューヨーク市場の終値(164.77円)と比べて15銭程度のユーロ安水準だった。一時164.55円まで下押すなど、日経平均株価の下落などを背景にやや上値の重さが目立った。

 ユーロドルはもみ合い。10時時点では1.0670ドルとニューヨーク市場の終値(1.0673ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。1.0670ドルを挟んだもみ合いが続いた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:154.20円 - 154.41円
ユーロドル:1.0664ドル - 1.0675ドル
ユーロ円:164.55円 - 164.78円

(岩間)
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