東京外国為替市場概況・15時 ドル円 小動き

 30日午後の東京外国為替市場でドル円は小動き。15時時点では156.82円と12時時点(156.72円)と比べて10銭程度のドル高水準だった。午前につけた156.99円を頭に、午後は高値圏の156円後半で動意が鈍い。ドル円の先高感が根強く下値の堅い動きも、乱高下した昨日に日本当局が円買い介入に踏み切った可能性が高いこともあり、積極的に上値を追う展開にはなっていない。

 ユーロドルは上値が重い。15時時点では1.0699ドルと12時時点(1.0706ドル)と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。手がかりが乏しく値幅は限られるも、全般ドル買いがやや優勢となっており、1.0695ドルまでじり安となった。

 ユーロ円は15時時点では167.68円と12時時点(167.69円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の高値圏での動きが支えとなるも、ユーロドルの重い動きが上値を圧迫し167.50円台に押し戻されるなど167円後半で伸び悩んだ。

 本日これまでの参考レンジ
ドル円:156.07円 - 156.99円
ユーロドル:1.0695ドル - 1.0724ドル
ユーロ円:167.23円 - 168.03円

(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。