東京外国為替市場概況・12時 ドル円、上昇一巡
17日の東京外国為替市場でドル円は上昇一巡。12時時点では142.55円とニューヨーク市場の終値(141.88円)と比べて67銭程度のドル高水準だった。昨日4.26%台まで低下した米10年債利回りが、時間外取引で4.31%近辺まで上昇したことなどを後押しに上値を試す動きは142.86円まで進んだところでいったん落ち着いた。一時142.40円付近へ下押した。
ユーロドルは下押しが一服。12時時点では1.1378ドルとニューヨーク市場の終値(1.1399ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇によるユーロ売り・ドル買い圧力はいったん織り込んだ格好。1.1356ドルまで小幅に下値を広げたところから一時1.1380ドル台へ持ち直した。
ユーロ円はもみ合い。12時時点では162.16円とニューヨーク市場の終値(161.67円)と比べて49銭程度のユーロ高水準だった。日米貿易交渉で為替への言及が回避されたことを後押しとした円売りは収束。一方でユーロドルの下押し一服もあってユーロ円は本日高値圏を維持し、162.27円まで小幅に上値を広げた。
豪ドルは、3月豪雇用統計で新規雇用者数が3.22万人増と市場予想の4.00万人をやや下回った一方、失業率は4.1%と予想の4.2%より強い結果となったことへやや買いで反応した。豪雇用統計後に豪ドル円は90.82円までじり高。豪ドル米ドルは米ドル買いの流れに沿って0.6352米ドルまで下落していたが、指標後は下げ止まった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.62円 - 142.86円
ユーロドル:1.1356ドル - 1.1409ドル
ユーロ円:161.52円 - 162.27円
(関口)
ユーロドルは下押しが一服。12時時点では1.1378ドルとニューヨーク市場の終値(1.1399ドル)と比べて0.0021ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇によるユーロ売り・ドル買い圧力はいったん織り込んだ格好。1.1356ドルまで小幅に下値を広げたところから一時1.1380ドル台へ持ち直した。
ユーロ円はもみ合い。12時時点では162.16円とニューヨーク市場の終値(161.67円)と比べて49銭程度のユーロ高水準だった。日米貿易交渉で為替への言及が回避されたことを後押しとした円売りは収束。一方でユーロドルの下押し一服もあってユーロ円は本日高値圏を維持し、162.27円まで小幅に上値を広げた。
豪ドルは、3月豪雇用統計で新規雇用者数が3.22万人増と市場予想の4.00万人をやや下回った一方、失業率は4.1%と予想の4.2%より強い結果となったことへやや買いで反応した。豪雇用統計後に豪ドル円は90.82円までじり高。豪ドル米ドルは米ドル買いの流れに沿って0.6352米ドルまで下落していたが、指標後は下げ止まった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:141.62円 - 142.86円
ユーロドル:1.1356ドル - 1.1409ドル
ユーロ円:161.52円 - 162.27円
(関口)