ニューヨーク外国為替市場概況・2時 ドル円、上昇一服

 1日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上昇一服。2時時点では145.38円と24時時点(145.35円)と比べて3銭程度のドル高水準だった。ダウ平均が400ドル超まで上げ幅を広げるのを眺め、145.65円まで日通し高値を更新。もっともその後、米株が利益確定の売りで伸び悩むとドル円も上値が重くなり、145.30円台まで水準を切り下げた。

 ユーロドルは下げ止まる。2時時点では1.1291ドルと24時時点(1.1281ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ高水準だった。21時半頃に4.12%前後まで低下した米10年債利回りは、4.22%後半まで切り返した。米長期金利の上昇を受け、1.1266ドルまでユーロ安ドル高が進んだ。もっとも4月15日安値1.1264ドルが目先の支持水準として意識されると下げ渋り、1.1290ドル台まで下値を切り上げている。

 ユーロ円は底堅さ継続。2時時点では164.17円と24時時点(163.99円)と比べて18銭程度のユーロ高水準。東京昼過ぎから円売りの流れが継続された。2時前には3月18日高値164.19円を僅かに上回り、164.20円をつけた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.88円 - 145.65円
ユーロドル:1.1266ドル - 1.1341ドル
ユーロ円:161.81円 - 164.20円


(小針)
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