欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、方向感定まらず

 17日の欧州外国為替市場でドル円は方向感定まらず。20時時点では144.69円と17時時点(144.53円)と比べて16銭程度のドル高水準だった。17時前に本日安値の144.41円に面合わせするも、その後は同水準での底堅さを確認すると144.90円台まで買い戻しが入った。もっとも、節目の145円が目先の抵抗として意識されて伸び悩むなど、144円台後半で方向感を模索する動きとなった。

 ユーロドルは様子見。20時時点では1.1568ドルと17時時点(1.1557ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。欧州勢参入後も動意が薄く、1.15ドル台半ばでのもみ合いが続いた。

 ユーロ円は下げ渋り。20時時点では167.37円と17時時点(167.04円)と比べて33銭程度のユーロ高水準だった。17時前に166.98円の安値を見た後は、ドル円同様買い戻しが優勢となり167.50円台まで切り返して本日高値に迫った。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.41円 - 145.11円
ユーロドル:1.1543ドル - 1.1572ドル
ユーロ円:166.98円 - 167.61円

(川畑)
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