東京外国為替市場概況・17時 ドル円 伸び悩む

 29日午後の東京外国為替市場でドル円は伸び悩む。17時時点では142.38円と15時時点(142.45円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。上昇して始まった時間外の米10年債利回りの動きを眺めながら買いが入る場面もあったが、高値の142.58円を前に伸び悩み、142.30円台に押し戻された。

 ユーロドルは下げ渋る。17時時点では1.1404ドルと15時時点(1.1386ドル)と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。1.1374ドルを安値に下げ渋り、戻りを試す動きとなった。1.14ドル台を回復し一時1.1412ドル近辺まで持ち直したが、時間外の米長期金利の上昇が上値を圧迫し積極的に上値を追う動きにはなっていない。

 ユーロ円は小高い。17時時点では162.37円と15時時点(162.17円)と比べて20銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの買い戻しやダウ先物の上昇も支えに162.48円までレンジ上限を広げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.00円 - 142.58円
ユーロドル:1.1374ドル - 1.1422ドル
ユーロ円:162.03円 - 162.48円


(金)
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