東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

 1日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では143.00円とニューヨーク市場の終値(143.07円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。143円前後でこう着。本日は日銀金融政策決定会合の結果や日銀展望レポートの公表と植田日銀総裁の会見、関税をめぐる日米協議の2回目交渉などを控えて模様眺めムードが強い。

 ユーロ円も動意薄。8時時点では161.97円とニューヨーク市場の終値(162.01円)と比べて4銭程度のユーロ安水準だった。注目イベントを控え、162円前後で値動きは限定的。なお、昨日のCME225先物は36165円と大阪取引所比135円高で引けた。

 ユーロドルは8時時点では1.1325ドルとニューヨーク市場の終値(1.1328ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。戻りが鈍いものの、いったん昨日の安値1.1317ドルを前に下げ渋っている。4月23日の安値1.1308ドルを下抜けると、下げ基調が加速する可能性もありそうだ。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:142.94円 - 143.08円
ユーロドル:1.1322ドル - 1.1332ドル
ユーロ円:161.95円 - 162.11円


(金)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。