株式明日の戦略-今週負けなしの7連騰、連休明けも上値追いの期待が高まる
【来週の見通し】
堅調か。月曜と火曜が休場で立ち合いは3日。国内では引き続き決算発表が多く、トヨタ、任天堂、IHIなど売買代金上位の常連銘柄が発表を予定している。個別物色が活況となることで、楽観ムードの強い地合いが続くだろう。イベントとしてはFOMC(5/6~5/7)が注目されるが、今回は政策金利の据え置きが濃厚とみられている。直近でトランプ大統領のFRB批判がトーンダウンしていることもあり、FOMCは大きな波乱なく通過する公算が大きい。日経平均は5月2日まで7日続伸しており、反動には一定の警戒を払う必要があるものの、下げたとしても初押しになるだけに、直近の上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入りやすい。円安期待も高まる中、売りをこなしながらもう一段上を試す展開を予想する。
【今週を振り返る】 大幅高となった。米国株の動きが良くなり、日本株もこれと歩調を合わせて水準を切り上げた。週明けの4月28日の日経平均は前週末の米国株高を追い風に3桁の上昇。休場を挟んで30日も3桁の上昇となり、終値で36000円を上回った。5月に入り1日は上昇して始まった後、日銀金融政策決定会合の結果を受けて後場に入って一段高。追加利上げのハードルが高いとの見方が強まり、為替市場で円安が進んだことが株価を押し上げた。2日も米国株高や円安を好感して大幅上昇。5月2日まで7日続伸となり、この7日間全てで3桁の上昇となった。日経平均は週間では1124円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
(執筆:5月2日、17:00)
堅調か。月曜と火曜が休場で立ち合いは3日。国内では引き続き決算発表が多く、トヨタ、任天堂、IHIなど売買代金上位の常連銘柄が発表を予定している。個別物色が活況となることで、楽観ムードの強い地合いが続くだろう。イベントとしてはFOMC(5/6~5/7)が注目されるが、今回は政策金利の据え置きが濃厚とみられている。直近でトランプ大統領のFRB批判がトーンダウンしていることもあり、FOMCは大きな波乱なく通過する公算が大きい。日経平均は5月2日まで7日続伸しており、反動には一定の警戒を払う必要があるものの、下げたとしても初押しになるだけに、直近の上昇に乗り遅れた投資家からの買いが入りやすい。円安期待も高まる中、売りをこなしながらもう一段上を試す展開を予想する。
【今週を振り返る】 大幅高となった。米国株の動きが良くなり、日本株もこれと歩調を合わせて水準を切り上げた。週明けの4月28日の日経平均は前週末の米国株高を追い風に3桁の上昇。休場を挟んで30日も3桁の上昇となり、終値で36000円を上回った。5月に入り1日は上昇して始まった後、日銀金融政策決定会合の結果を受けて後場に入って一段高。追加利上げのハードルが高いとの見方が強まり、為替市場で円安が進んだことが株価を押し上げた。2日も米国株高や円安を好感して大幅上昇。5月2日まで7日続伸となり、この7日間全てで3桁の上昇となった。日経平均は週間では1124円の上昇となり、週足では4週連続で陽線を形成した。
(執筆:5月2日、17:00)