7日の主な要人発言(時間は日本時間)

7日07:23 中国商務省
「米国と合意のために原則的な立場を犠牲にするつもりはない」

7日08:09 ベッセント米財務長官
「中国側と10・11日に会談予定」
「中国との現行の関税は持続不可能」
「全てが議題に上る」
「前進するにはまず緊張の緩和が必要」
「可能な限り最良の貿易協定を締結するよう努める」
7日23:48
「中国との協議は10日に開始」
「米財務省は国債に関して非常に大規模な政策手段を保有している」
「FRBは国債に関しても大規模な政策手段を保有している」

7日10:14 潘功勝・中国人民銀行(PBOC)総裁
「7日物リバースレポ金利を1.5%から1.4%に引き下げ」
「預金準備率を0.5ポイント引き下げ」

8日02:56 トランプ米大統領
「中国への関税撤回の可能性を否定」
「(中東における停戦の可能性)今後24時間以内に分かる」

8日03:03 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明
「純輸出の変動がデータに影響を与えているものの、最近の指標は経済活動が引き続き堅調なペースで拡大していることを示している」
「失業率はここ数カ月間、低水準で安定しており、労働市場の状況は引き続き堅調だ」
「インフレ率は依然やや高止まりしている」
「委員会は雇用最大化と長期的な2%のインフレ率の達成を目指す」
「経済の見通しを巡る不確実性はさらに増している」
「委員会は2つの使命の両面に対するリスクを注視しており、失業率の上昇とインフレ率の上昇のリスクが高まっていると判断」
「目標を支援するため、委員会はFF金利の目標誘導レンジを4.25-4.50%に維持することを決定した」
「FF金利の目標誘導レンジに対する追加調整の程度と時期を検討するに当たり、委員会は今後もたらされるデータ、変化する見通し、リスクのバランスを慎重に評価する」
「委員会は引き続き国債、政府機関債、およびエージェンシーローン担保証券の削減を続ける」
「委員会は雇用最大化を支援し、インフレ率を2%の目標に戻すことに強く取り組む」
「金融政策の適切な姿勢を評価するに当たり、委員会は今後もたらされる経済見通しに関する情報の意味を引き続き監視する」
「もしも委員会の目標の達成を妨げる可能性があるリスクが生じた場合、委員会は金融政策の姿勢を適切に調整する準備がある」
「委員会の評価は、労働市場の状況、インフレ圧力、インフレ期待、金融と世界の動向を含む幅広い情報を考慮する」
「今回の金融政策決定は全会一致」
「カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は今回代理で投票」

8日03:35 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長
「労働市場は最大雇用、もしくはそれに近い水準」
「経済は依然として堅調」
「インフレ率は大幅に低下」
「失業率上昇とインフレ率上昇のリスクが高まっている」
「現在のスタンスで良好な状況を維持」
「賃金上昇は引き続き緩やか」
「労働市場の状況は依然として堅調」
「第1四半期のGDPの落ち込みは貿易の異例の変動を反映」
「指標は労働市場が概ね均衡していることを示唆」
「短期的なインフレ期待は上昇」
「指標は関税がインフレ期待を押し上げていることを示唆」
「FRBの2つの使命の目標が逼迫する可能性」
「関税の継続はインフレ率の上昇を招く可能性が高い」
「当面は明確化を待つのに有利な立場にある」
「政策金利は最終的に適切な水準にあると考えている」
「物価安定なしには、長期にわたる力強い労働市場は実現できない」
「関税については、この状況がどのような方向へ転じるかは予測できない」
「金利調整を急ぐ必要はないと考えている」
「政策は適度に引き締め的」
「関税が維持されれば、今年は目標への進展はないだろう」
「今は予防的になれる状況ではない」
「経済軌道の不確実性は極端に高まっている」
「トランプ氏発言は我々の仕事に何ら影響しない」

※時間は日本時間


(中村)
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