欧州外国為替市場概況・22時 ユーロドル、強含み

 13日の欧州外国為替市場でユーロドルは強含み。22時時点では1.1130ドルと20時時点(1.1104ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ高水準だった。4月米消費者物価指数(CPI)は前月比・前年比、およびコア指数の前月比が予想を下回るなど概ね弱い結果となった。発表後はドル売りが強まり、一時1.1136ドルと日通し高値を付けた。
 なお、南アフリカランドは売り優勢。南アフリカの国営電力会社エスコムが15日まで計画停電を実施することを発表したことが嫌気され、対ドルでは一時18.4437ランド、対円では8.03円までランド安が進んだ。

 ドル円は一進一退。22時時点では147.99円と20時時点(148.06円)と比べて7銭程度のドル安水準だった。米CPI発表後はドル売りと同時に円売りも強まったため、148円を挟んで上下に動くなど方向感は定まらなかった。

 ユーロ円は22時時点では164.72円と20時時点(164.41円)と比べて31銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルが上昇したことにつれて164.76円まで値を上げるなど底堅い動きとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:147.65円 - 148.48円
ユーロドル:1.1085ドル - 1.1136ドル
ユーロ円:164.13円 - 164.76円


(越後)
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