東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小高い

 20日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では144.94円とニューヨーク市場の終値(144.86円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。144.97円までやや値を上げた。昨日の海外時間以降に形成された144円台後半を中心としたレンジ内での推移が続いており、目先は昨日安値の144.67円とNY時間高値の145.22円のどちらを試しにくいか注目される。なお、本日は5・10日(ゴトー日)とあって仲値に向けた本邦実需勢の動向にも注意しておきたい。

 ユーロ円はもみ合い。8時時点では162.85円とニューヨーク市場の終値(162.82円)と比べて3銭程度のユーロ高水準だった。前日終値を挟んだ水準でのもみ合いとなった。手掛かり材料に乏しいなか、目先は本邦勢の本格参入や日本株の取引開始を待つ状態だ。

 ユーロドルは小安い。8時時点では1.1235ドルとニューヨーク市場の終値(1.1240ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。ドル円の上昇を受けて1.1235ドルまでわずかに値を下げた。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.84円 - 144.97円
ユーロドル:1.1235ドル - 1.1244ドル
ユーロ円:162.79円 - 162.93円


(岩間)
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