27日の主な要人発言(時間は日本時間)

27日09:06 植田日銀総裁
「見通し実現していけば、2%目標持続達成へ引き続き利上げ」
「通商政策等の不確実性がきわめて高い状況にあることを踏まえ、予断を持たずに判断」
「足もとの物価上昇、ユーロ圏や米国より高くなっている」

27日09:43 赤沢経済再生相
「日米協議、国益害することないよう、ゆっくり急ぐ」
「4回目の日米閣僚級協議は調整中」

27日10:12 加藤財務相
「ベッセント米財務長官と為替水準について全く議論していない」
「日米財務相会談、為替政策の基本的な考えを確認」
「足もとの為替動向のコメントは控える」

27日16:20 ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ユーロ圏の政策正常化はおそらく完了しておらず、来週の理事会でも分かるだろう」
「フランスのインフレは前向き(ポジティブ)な指標」

26日17:09 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁
「関税めぐり明確になるまで金利維持を支持」
「貿易協議がまとまるまで数カ月または数年要する公算」
「FRBの現在の政策、恐らくやや景気抑制的にすぎない」

27日22:41 バーキン米リッチモンド連銀総裁
「インフレと雇用の動向を見守る」
「公表されたデータによると、経済が過去1~2年と同じ軌道に乗っている」
「政府の支出削減は、特にワシントンD.C.地域の雇用や求人に影響を及ぼしている」
「消費者はインフレを予想しており、それが消費者心理に悪影響を与えている。しかし、それが支出の減少につながっているという証拠はまだない」

28日01:14 レーンECB専務理事兼主任エコノミスト
「関税の影響は中期的なインフレに影響を与える可能性がある」
「為替レートの変動の影響を検討する必要」
「ECBでは誰も劇的な利下げについて検討していない」
「インフレ率はコロナ以前の低い水準には戻らない」
「サービスインフレは依然として高すぎる」
「インフレ率は今後数カ月で2%近辺に留まる」

28日01:36 シュレーゲル・スイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁
「我々の焦点は現在のインフレ率ではなく、中期的な物価安定にある」
「今後数カ月でスイスのインフレ率がマイナスになる可能性も否定できない」
「物価安定こそが、中央銀行が果たし得る最も重要な貢献」
「米国の関税に関連する貿易の不確実性は非常に大きい」
「SNBの政策金利は主要な手段だが、為替市場介入のような追加的措置も検討」

※時間は日本時間

(岩間)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。