ニューヨーク外国為替市場概況・28日 ドル円、3日続伸
28日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は144.84円と前営業日NY終値(144.33円)と比べて51銭程度のドル高水準だった。昨日に公表された米経済指標が良好な結果となったこともあり、米景気減速への過度な不安が和らぐ中でドル買いが進んだ。欧州時間に144.00円付近で下値の堅さを確認すると、米長期金利の上昇も相場の後押しとなり、1時前には145.08円と20日以来の高値を更新。その後も高値圏で底堅く推移した。
なお、5月6日-7日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、貿易・関税政策による不確実性やインフレの上振れリスクに言及したうえで、「インフレと経済活動の見通しがより明確になるまで待つのが適切」との見解が示された。ただ、目新しさを欠いたこともあって相場への影響は限られた。
ユーロドルは続落。終値は1.1292ドルと前営業日NY終値(1.1328ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準となった。全般にドル買いが強まった流れに沿って、1時前には1.1284ドルまで売りに押された。引けにかけても戻りの鈍い動きが続き、1.1290ドル前後でのもみ合いとなった。
ユーロ円は小幅に3日続伸。終値は163.55円と前営業日NY終値(163.54円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、一時163.91円まで値を上げた。もっとも、ユーロドルが下落した影響も同時に受けたため、一方的に上昇する展開とはならず、昨日高値の163.94円手前では伸び悩んだ。
本日の参考レンジ
ドル円:143.85円 - 145.08円
ユーロドル:1.1284ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:163.08円 - 163.91円
(岩間)
なお、5月6日-7日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、貿易・関税政策による不確実性やインフレの上振れリスクに言及したうえで、「インフレと経済活動の見通しがより明確になるまで待つのが適切」との見解が示された。ただ、目新しさを欠いたこともあって相場への影響は限られた。
ユーロドルは続落。終値は1.1292ドルと前営業日NY終値(1.1328ドル)と比べて0.0036ドル程度のユーロ安水準となった。全般にドル買いが強まった流れに沿って、1時前には1.1284ドルまで売りに押された。引けにかけても戻りの鈍い動きが続き、1.1290ドル前後でのもみ合いとなった。
ユーロ円は小幅に3日続伸。終値は163.55円と前営業日NY終値(163.54円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが進み、一時163.91円まで値を上げた。もっとも、ユーロドルが下落した影響も同時に受けたため、一方的に上昇する展開とはならず、昨日高値の163.94円手前では伸び悩んだ。
本日の参考レンジ
ドル円:143.85円 - 145.08円
ユーロドル:1.1284ドル - 1.1345ドル
ユーロ円:163.08円 - 163.91円
(岩間)