欧州外国為替市場概況・22時 ドル円 下値を広げる
29日の欧州外国為替市場でドル円は下値を広げる動き。22時時点では144.43円と20時時点(145.02円)と比べて59銭程度のドル安水準だった。欧州勢参入後に強まった売りの流れが継続するなか、米経済指標の結果に米長期金利低下・ドル売りで反応し、144.35円まで日通しの安値を更新した。1-3月期のGDP改定値(前期比年率) は若干ながら速報値より改善したものの、個人消費やコアPCEは下振れし、前週分の新規失業保険申請件数も予想より悪化した。一時600ドル超高となったダウ先物が二桁高まで急速に上げ幅を縮小したのも重しとなった。
また、ハセット米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の「関税に関する裁判所の決定は覆されるだろう」「関税への裁判所判断は貿易協定に影響しない」などの発言が伝わった。
ユーロドルは強含み。22時時点では1.1349ドルと20時時点(1.1286ドル)と比べて0.0063ドル程度のユーロ高水準だった。1.12ドル後半で伸び悩んでいたが、米経済指標の発表後にドル売りが加速したことを受けて1.13ドル大台を回復すると、1.1360ドルまで上げ足を速めた。
ユーロ円は下げ渋る。22時時点では163.92円と20時時点(163.67円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げにつられるかっこうで一時163.35円まで下押したが、ユーロドルの上昇基調を強めた動きを支えに163.90円台まで持ち直した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.35円 - 146.28円
ユーロドル:1.1210ドル - 1.1360ドル
ユーロ円:163.35円 - 164.26円
(金)
また、ハセット米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長の「関税に関する裁判所の決定は覆されるだろう」「関税への裁判所判断は貿易協定に影響しない」などの発言が伝わった。
ユーロドルは強含み。22時時点では1.1349ドルと20時時点(1.1286ドル)と比べて0.0063ドル程度のユーロ高水準だった。1.12ドル後半で伸び悩んでいたが、米経済指標の発表後にドル売りが加速したことを受けて1.13ドル大台を回復すると、1.1360ドルまで上げ足を速めた。
ユーロ円は下げ渋る。22時時点では163.92円と20時時点(163.67円)と比べて25銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下げにつられるかっこうで一時163.35円まで下押したが、ユーロドルの上昇基調を強めた動きを支えに163.90円台まで持ち直した。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:144.35円 - 146.28円
ユーロドル:1.1210ドル - 1.1360ドル
ユーロ円:163.35円 - 164.26円
(金)